カメムシというと、刺激すると独特の嫌なにおいを発生する虫の印象があります。
そして、この頃は大量発生して家の中や夜の街頭にいるイメージが強いです。
なぜカメムシはいるのでしょうか?
カメムシの必要性はなんでしょうか?
今回はそんな疑問の解決になるような解説になっています。
後半ではカメムシのメリットもまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
カメムシとは?
カメムシとは、世界では40,000種以上、日本では1,500種くらいの仲間がいる昆虫です。
2023年にも日本で新種が発見されました。
そんなカメムシたちの多くが栄養をストロー状の口で吸います。
栄養源は草食の場合、草木や果物です。
農作物の栄養を吸うので、カメムシは農業害虫です。
カメムシは何のためにいる?
カメムシは大きく分けて草食のカメムシと肉食のカメムシに分けられます。
草食のカメムシは、果物や草木の栄養をストロー状の口で吸います。
草食カメムシが草木を摂食することで、植物が減ったり増えすぎたりコントロールされています。
また、草食カメムシを餌にする生きものがいるので、カメムシは必要です。
肉食クサガメは害虫と呼ばれる虫を捕食するためにいます。
肉食のカメムシは、同じカメムシの仲間やハダニなど小さい虫を捕食します。
自然にとってのカメムシの必要性とは?
肉食カメムシは草食カメムシやハダニなどを捕食するために、農業では必要性があります。
草食のカメムシを捕食するために必要
肉食のカメムシは、他のカメムシやカメムシの卵を減らすために必要性があります。
草食カメムシは主に、豆類・ナス科・アブラナ科の作物をストロー状の口で吸って栄養を取ります。
カメムシに栄養を吸われた作物は、見た目が悪くなり販売できなくなります。
それとカメムシは幼虫・成虫ともに栄養を吸うので、農家にとっては問題です。
同じカメムシの仲間のオオトビサシガメ・グンバイメクラガメは肉食のカメムシです。
草食カメムシやカメムシの卵を食べます。
この虫たちが卵を食べてくれなくなると草食カメムシはどんどんと増えていってしまいます。
なので、オオトビサシガメ・グンバイメクラガメは必要性があります。
農薬を使わずに害虫駆除ができる
ヒメハナカメムシの仲間はナミハダニやアザミウマを捕食します。
ナミハダニはりんごなどにつくハダニです。
アザミウマは花の中や葉の付け根などにいる吸汁性の害虫です。
ひどい場合は枯れてしまいます。
ナスやきゅうりなど夏野菜への被害がでます。
どちらともヒメハナカメムシの仲間が捕食します。
ヒメハナカメムシの仲間がいることは、農薬を使わずにすむ害虫駆除法なので必要性があります。
人間にとってのカメムシの必要性とは?
人間にとってのカメムシの必要性は、研究の時です。
いろいろなカメムシの腸内には、多くの共生細菌がいます。
その共生細菌によって、カメムシは多種の植物や果物に適応し、殺虫剤に抵抗力がついています。
カメムシと共生細菌の研究をすることは、植物の改良や殺虫剤の開発に役立ちます。
人への害はありますが、カメムシは私たち人間にとってメリットもある生き物です。
カメムシの必要性とは?何のためにいる?デメリットだけではないメリットも【まとめ】
今回は、カメムシの必要性にスポットをあてて、カメムシの自然での役割、人間にとっての役割などをまとめてみました。
一部のカメムシは農薬を使わずに害虫を駆除できるので必要性があります。
これらのカメムシの研究が進み、大量発生する草食カメムシの減少につながるといいですね。
それと殺虫剤を開発する時に効き目を確認するためには、どうしても実際の虫による確認が必要になります。
カメムシは殺虫剤に対する抵抗力も強いので、確認する虫として研究に役に立っています。
これからもカメムシの研究が進み、農業被害などが出ない時代になるといいですね。

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