五山送り火を見に行く際に多くの方が気になるのが、「結局、何時まで見られるの?」という疑問ではないでしょうか。
点火時間は知られていても、すべてが終わる時間や途中からでも間に合うのかは分かりづらいものです。
この記事では、五山送り火が何時から何時まで楽しめるのかを、送り火ごとの点灯時間とあわせて分かりやすく解説します。
五山送り火は結局「何時まで見られる」のか?全体の終了目安を時系列で整理
五山送り火は、最初の「大文字」が20時に点火され、最後の「鳥居形」が点灯するのが20時20分頃とされています。
それぞれの送り火は、点火後およそ30分程度燃え続けるため、すべての送り火が見られる時間帯の目安は20時から21時前後と考えておくとよいでしょう。
特に最終の鳥居形が見られる嵯峨・嵐山方面では、火が弱まり始めるのが20時50分前後、完全に見えなくなるのは21時頃になるケースが多いです。
そのため、「五山送り火は何時まで見られるのか?」という疑問に対しては、遅くとも21時頃までと理解しておくと安心です。
「大」は東山如意ヶ嶽で20時から約30分間
ここでいう「大文字」は、正式には右大文字と呼ばれる送り火です。
銀閣寺の裏山にあたる東山・如意ヶ嶽に灯され、五山送り火の中でも最も有名な存在となっています。
五山送り火の中では最も有名であり、鑑賞スポットの鴨川周辺は多くの見物客でにぎわいます。
市内の中心、大半の場所から鑑賞可能です。
前日から当日の午前中まで銀閣寺で一般のかたからの護摩木を募り、送り火の点火材料として山の上にある火床へ運ばれます。
点火1時間前から浄土院の住職や保存会の皆さんにより般若心経が唱えられ、竹に麦藁を結び付け松葉を先端につけた松明で先に灯されていた灯明から金尾に親火を移して一斉点火されます。
「妙」「法」は松ヶ崎西山と松ヶ崎東山で20時5分から30分間
京都駅からは少し遠いので少し穴場ではありますが、妙の字は北山通りの京都ノートルダム女子大学付近、法の字は高野川の堤防からよく見えます。
地下鉄松ヶ崎駅の東出口西側にある武興門ビルで前日、当日の昼過ぎ頃まで護摩木を受け付けています。
北山通りからは後述の船形も見えますので、何時までかと言われると約20時40分まで、併せると若干ながら他より長く見られますのでお勧めです。
船形は西加茂船山で20時10分から30分間
当日の朝早くから地域の皆さんで準備をされるため、例年8月3日から前日まで西方寺の駐車場で護摩木を受け募っておられます。
妙の字と同じ北山通りから鑑賞できます。
特に北山大橋からはよく見えるのでお勧めです。
左大文字は衣笠大北山で20時15分から30分間
左大文字は、銀閣寺裏の「大文字」とは別の山に灯される送り火です。
京都御所を基準に西側に位置することから「左大文字」と呼ばれており、衣笠大北山に点火されます。
この山は岩が多く火床が作りづらかったため、以前は箒火を燃やしていたようですが現在はコンクリートの火床を用いられています。
西大路通り、円町から金閣寺周辺から鑑賞可能です。
2日前から金閣寺で護摩木を集められます。
鳥居形は嵯峨曼茶羅山で20時20分から30分間
一番有名な鑑賞スポットは渡月橋です。
もともと一大観光地でもあること、嵐山線も当日は大変混雑しますので、何時まで見られるか、何時までならその後の移動がスムーズか等を考えておくとよいかと思います。
また、意外と知られていないのがバス移動です。
嵐山・大覚寺行きで嵐山公園下車徒歩1分程度ですのでこちらもお勧めです。
なお、鳥居形は同じ右京区の広沢池周辺からもよく見えます。
交通規制がありますが、公共交通機関を使えば問題ありませんし、広沢池は観光客が渡月橋ほど多くないので穴場かもしれません。
護摩木は13日から八体地蔵付近で募られています。
途中からでも間に合う?到着時間別に見る「まだ見られる送り火」
仕事や移動の都合で、20時ちょうどに到着できない方も少なくありません。
五山送り火はすべてが同時に終わるわけではないため、途中からの鑑賞でも十分に楽しむことができます。
例えば20時10分頃に到着した場合でも、「妙」「法」「船形」「左大文字」「鳥居形」は点火直後、または点火前の時間帯となり、問題なく鑑賞できます。
一方、20時30分を過ぎると「大文字」や「妙・法」は徐々に火が弱まり始めますが、嵐山方面の「鳥居形」はまだ見頃の時間帯です。
途中参加の場合は、どの送り火が何時に点灯し、何時頃まで残るのかを意識して鑑賞場所を選ぶことで、無理なく五山送り火を楽しめます。
五山送り火は何時まで見られる?全体の終了時間と場所別の目安を解説【まとめ】
五山送り火は20時の大文字点火から始まり、最終の鳥居形が見えなくなる21時頃までが鑑賞の目安です。
点火時間は5分刻みのため、到着時間によって見られる送り火は変わりますが、事前に把握しておけば途中参加でも十分楽しめます。
混雑や交通規制を考慮しながら、無理のない計画で京都の夏の風物詩を堪能してください。

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