食事のたびに「ベッドの角度、これでいいのかな?」と迷うことはありませんか?
介護用ベッドのギャッジアップ角度は、誤嚥を防ぐためにとても大切です。
この記事では、食事時に最適な角度の目安や姿勢のポイント、家庭でもできる調整方法をわかりやすく紹介します。
まずは知っておこう!ギャッジアップってどういう意味?
ギャッジアップという言葉を初めて聞いたという方のために、まずはその意味を簡単に説明しておきます。
この言葉は、医療や介護の場でよく使われるものです。
要は、ベッドの頭部分や足部分に角度をつけることですね!
例えば、病床ベッドや介護用のベッドなどでは、自動でこのギャッジアップを行うことができる電動ベッドが使用されています。
このことが、ギャッジアップという言葉が医療や介護の場でしかあまり馴染みのない言葉となっている要因とも言えますね。
実は、病院で入院中の患者さんや、ご家庭で寝たきり生活を送られている方への介護時にこのベッドのギャッジアップの角度が重要になってくるのです。
次項から、このギャッジアップの角度について詳しくまとめていきましょう!
ベッド上での食事!大切なのがギャッジアップの角度
ギャッジアップの角度が特に重要になってくる場面は、ベッド上での食事です。
病院の入院患者さんの場合、基本的に食事はベッドの上で行うことになります。
ご家庭で介護を受けられる方の場合でも、立ち上がることが可能な方は食卓で食事を摂られるかもしれませんが、寝たきりの方などはどうしてもベッドの上での食事となってしまいますよね・・・。
ベッドの上で食事を摂る場合をイメージしてみて下さい!
背もたれに角度をつけて頭を起こした状態での食事風景を、思い浮かべた方がほとんどだと思います・・・。
実は、頭位を持ち上げることで誤嚥を防ぐことができるのです!
特に介護の必要な年配の方の場合飲み込む力が衰えていることが多く、誤嚥は死につながるとされています。
つまり!ベッドのギャッジアップの角度は、ベッド上の食事の際にはとても重要になってくるのです!
ギャッジアップ角度と誤嚥予防の関係
ギャッジアップ角度を正しく調整することで、気道と食道の位置関係が安定し、誤嚥(食べ物が誤って気道に入ること)のリスクを大幅に減らせます。
特に嚥下機能が低下している方では、背もたれを起こしすぎると首が前傾して気道が狭くなる場合もあるため注意が必要です。
一般的には45〜60度程度の角度が「飲み込みやすく、疲れにくい姿勢」とされており、実際に食事をしながら利用者の様子を見て微調整することが重要です。
ベッドでの食事のギャッジアップの方法!背もたれの角度の基本は?
実際にベッドの上で食事をする時に、適切なギャッジアップの角度というものがあります。
介護される側の好みなどもあるのですが、まず背もたれは45~80度の角度が基本とされています。
この時、腰がベッドのリクライニング部分にピッタリと添うように調整するのがポイントです。
少しでも腰部分に隙間があると、腰全体に負担が掛かってしまうからです。
こちらを、ベッド上での食事の際の、基本的なギャッジアップの方法としてまず押さえておきましょう!
※角度は目安であり、利用者の体調や嚥下機能により適した角度は異なります。
医療・介護スタッフの指示を参考に調整しましょう。
ベッドでの食事のギャッジアップの方法!足部分の角度も大切!
もう1つ、注意したいのが膝の位置の調整です。
実は医療用や介護用の電動ベッドには、足部分にもリクライニング機能が付いているものがほとんどです。
ギャッジアップは背もたれだけでなく、下半身の角度調整もとても大切なんですね。
足部分は少し下げて自由に動かせるように調整することがポイントです。
膝を90度曲げ、足の裏がしっかりと床面やベッドのステップなどについている状態が理想的ですね。
足部分にリクライニング機能がついていない場合は、膝下にクッションなどを配置することで、楽な姿勢を維持することができます。
背もたれだけでなく足部分の角度にも注意し、より楽な姿勢で食事を摂れるように心掛けることがとても大切ですね!
快適な姿勢を保つためのサポートアイテム
ベッドの機能だけでなく、姿勢をサポートするためのアイテムを活用するのもおすすめです。
例えば、背中や腰の隙間を埋めるクッション、足元を安定させるフットサポート、体のずり落ちを防ぐ滑り止めマットなどを組み合わせると、より快適な姿勢を保てます。
特に長時間の食事や会話の際には、姿勢が崩れないよう細かな調整を行うことが、介護する側・される側双方の負担軽減につながります。
ベッドのギャッジアップ角度は何度が理想?食事時の正しい姿勢と介護の基本【まとめ】
ベッドでの食事時には、背もたれを45〜60度ほどギャッジアップし、利用者が無理なく嚥下できる姿勢を取ることが大切です。
さらに、足の角度やクッションを使ったサポートも意識すれば、より快適に安全な食事介助が行えます。
介護する方もされる方も安心できるよう、日々のケアにぜひ取り入れてみてください。

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