金木犀は耐寒性が弱い?!植える最適な場所と育て方のポイントを解説

我が家の庭に金木犀を植えようと思っているけど、「耐寒性が弱い」と聞いて、植えるのを迷っている方はいませんか?

「耐寒性が弱い」とは、どのような感じなのでしょうか。

イメージできないですよね?

それに、どの地域までならば、地植えが可能なのでしょうか。

「地植え」は無理でも「鉢植え」はできるのかしら?

いろいろと気になりますね。

「植えてよかった!」と思えるように、そして、「やっぱり枯らしちゃった」となる前に、金木犀と耐寒性の関係や植える場所、育て方のポイントを知っておくことが大事です。

これから「金木犀を育てよう」とお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

金木犀の耐寒性ってどれくらい?

金木犀は耐寒性が「やや弱い」です。

具体的にどの位なのでしょうか。

霜が降ったり、地面が凍結したり、氷点下が続く寒冷地での地植えは不向きです。

関東以北では冬越しが難しいため、鉢植えにします。

そして、冬場は雪や霜が当たらない場所に、鉢を移動します。

ただし、屋内は避けましょう。

なぜならば、金木犀は日当たりを好むため、屋内では日光が不足するからです。

金木犀を植える最適な場所はどこ?

おすすめの植える場所は、日当たりと風通しが良く、冬場に寒風が当たらない場所です。

日当たりは、やや日陰でも育ちます。

ですが、日当たりが良いほどに、花つきが良くなります。

排気ガスや大気汚染が激しい場所でも、花つきが悪くなる傾向があります。

土は「水はけ」がよく、肥えた土を好みます。

金木犀の育て方のポイントは?

金木犀を育てるにあたり、水やり、肥料、剪定のポイントを以下にご紹介します。

水やり

「水やり」は、鉢植えの場合、土の表面が乾いてから与えます。

地植えは雨に任せて問題ないです。

ただし、植えた直後で根付いていなければ、水やりが必要です。

土が乾いたら水をあげましょう。

地植えの肥料

地植えの場合の、「肥料」は、年1回与えれば良いです。

時期は2月頃に有機質肥料を与えます。

すると、成長を始める春頃になると、肥料の効果が出てきます。

もし、化成肥料を使うのであれば、緩効性のものを3月頃に与えましょう。

生育が悪い場合は、8月上旬頃に液体肥料を追肥します。

化成肥料でも良いですね。

鉢植えの肥料

鉢植えは、土の量が限られています。

なので、水やりで肥料が流れ出てしまうため、年3回の2月と5月、9月に肥料を与えます。

2月に与える肥料は寒肥(かんぴ)です。

緩やかに効かせたいので、有機質肥料が最適です。

5月は追肥(ついひ)です。

金木犀が暑い夏を元気で過ごす力をつける効果があります。

すぐに効かせたいので、化成肥料がおすすめです。

9月は花肥(はなごえ)です。

美しい花をたくさん咲かせるために施します。

化成肥料を選ぶと良いでしょう。

剪定

「剪定」は金木犀を元気に育てるために必要です。

なぜかというと、金木犀は枝が密集しやすく、そのままにしておくと、風通しや日当たりが悪くなり、病害虫が発生しやすくなるからです。

剪定の時期は2~3月と11月が適しています。

花が終わった後の11月は軽めに剪定します。

2~3月の剪定は樹形の剪定をします。

「花つき」を気にしないのであれば、1年中剪定は可能です。

金木犀の「花を楽しみたい」場合、夏の剪定は避けましょう。

理由は、金木犀は夏に花芽の準備をします。

この時期に枝を剪定してしまうと、花数が減り、場合によっては花が咲かなくなるからです。

金木犀は耐寒性が弱い?!植える最適な場所と育て方のポイントを解説【まとめ】

金木犀の耐寒性は「やや弱い」でしたね。

関東以北では地植えが難しいことや、育て方のポイントもお分かりいただけたと思いまっす。

植えるのに適した場所や、育て方のポイントが分かっていれば、安心して金木犀を植えることができますね。

ぜひ金木犀の栽培にチャレンジしてみてくださいね!

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