ラベンダーの植え替え方法はどうすればいいの?
ラベンダーの育て方のコツはあるの?
このようにお悩みの方がおられるのではないでしょうか。
この記事では、『ラベンダー畑のラベンダー』をイメージして植え替えする手順を伝授していきます。
今回は、ラベンダーの植え替えを地植えにするタイミングと手順、お手入れのコツや注意点をご紹介していきます。
ラベンダーはコツさえつかんでしまえば、長く楽しめるハーブの種類です。
ぜひ、今回のまとめを読んで参考にしてもらえたら幸いです。
ラベンダーの植え替えとは?
ラベンダーをポットや花鉢で購入してきた時、新しい鉢や地面に植え替えることです。
植え替えることで、根っこが自由に育ち一回り大きな株へと成長ができます。
ポットや小さい鉢でラベンダーを育てると、根詰まりを起こしてしまいます。
水はけも悪くなり、水や養分の吸収ができないので、株が弱るので植え替えの必要性が出てきます。
ラベンダーの植え替え時期と地植えする場所
ラベンダーの植え替えの注意点は、植え替え時期と植え替え場所です。
それぞれ解説します。
植え替え時期はいつ?
ラベンダーの植え替え時期は、どの系統でも春と秋がおすすめです。
春は生育時期、秋は花が咲き終わって人が気持ちいいと感じる時期に植え替えてください。
植え替えてすぐに雨が続く日は避けましょう。
これはラベンダーが湿度や暑さ、寒さに弱いからです。
タイミングが悪いと枯れてしまいます。
植え替え場所はどこがいい?
ラベンダーは、水はけが良い場所を好む植物です。
地植えをする場合は、水はけの良い場所を準備するようにしましょう。
できれば、斜めの場所で、風が通る日当たりがよい場所が良いです。
ラベンダー植え替えに準備するものと手順
まずはラベンダーの植え替えの準備をしましょう。
植え替えに準備するもの
地植えの場所が用意できたら、地面の土に混ぜる肥料などを用意しましょう。
用意するものは以下のとおりです。
・スコップやシャベルなど
・鉢底石
・堆肥か腐葉土
・パーライト
・苦土石灰や有機石灰・もみ殻くん炭のどれか
・土がドロドロしているのであれば鹿沼土
・緩効性肥料
必要に応じて培養土を用意しましょう。
それと、緩効性肥料を混ぜる時などはマスクや手袋をつけるようにしましょう。
ラベンダーの地植えをする手順
今回のラベンダーの地植えをする手順は、ラベンダー畑のラベンダーをイメージして植え替えをしていきます。
①堆肥か腐葉土を元の土に対して、2割混ぜ込みます
②水はけをよくするためにパーライトや鹿沼土を土に対して1割入れます
③苦土石灰や有機石灰・もみ殻くん炭のどれかと緩効性肥料を3つまみぐらいずつ入れます
④土をよく混ぜます
⑤地面に穴をラベンダー苗の根っこの部分1個分掘ります
⑥穴を掘ったら、その下に鉢底石を入れます
➆鉢底石に土をかぶせます
⑧ラベンダーの苗を優しくポットから外します
⑨根をほぐさずに、底のくぼみにも土を詰めます
⑩苗の肩にあたる部分の土を落とします
⑪苗を見せたい方向におき、垂直よりも少し手前に倒してセットするとかっこよく見えます
⑫穴に苗を置きます(穴に苗が半分くらいしか入っていないと思います)
⑬穴に埋まっていない苗の部分に、土を寄せていきます(小山を作る)
小山が小さい時(水をシャワーで巻いた時に苗が見えてしまう時)は培養土を足して、山が崩れないように追加するのがコツです。
地植えしたラベンダーのお手入れのコツ
地植えに植え替えをしたら、1週間ほどは水をあげなくて大丈夫です。
土が完全に乾いてきたら水やりをしましょう。
水やりは散水機の弱い水圧のシャワーで10秒〜20秒しっかり与えましょう。
苗に直接シャワーをするのではなく、小山を湿らせるように水やりするのがコツです。
根がはってきたら、雨だけで十分です。
夏場の猛暑や晴れが続き、ラベンダーに元気がなくなってきたら、早朝に水やりをするのがコツです。
肥料は春に植え付けをしたなら、9月に『プロミック 鉢花・草花用』などでもいいので、少し置いてあげると夏バテを癒せます。
また、3月にも肥料を与えると、花つきがよくなります。
どちらとも小山におく感じで苗には直接当たらないように置きます。
何ヶ月かしたら、肥料のカスが土の上に残ります。
古くなったラベンダーの葉をむしる時に、一緒にカスも捨てるようにしましょう。
カスが残ったままだと、カスが傷んで蒸れの原因になります。
ラベンダーの植え替え「地植え」の手順やタイミング、お手入れのコツをご紹介【まとめ】
ラベンダーは育て方にポイントやタイミングの知識が必要な植物です。
しかし、それらのコツさえつかんでしまえば、長く楽しめる植物なので、無理のない範囲で育て方の知識をつけていきましょう。
今回のまとめが、ラベンダーを地植えする参考になったら幸いです。
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